沖縄のビジネスマナー研修のことなら社会保険労務士 江尻事務所コラムワーク・ライフ・バランス沖縄県のワーク・ライフ・バランス 第2回「ママのワーク・ライフ・バランス」について

沖縄県のワーク・ライフ・バランス 第2回「ママのワーク・ライフ・バランス」について

「沖縄県のワーク・ライフ・バランス取り組み」第2回のメルマガは、ママのワーク・ライフ・バランスについてです。
今回は沖縄県ワーク・ライフ・バランス推進事業の中で、働くママから「家庭との両立が本当に大変!」という声が多数寄せられています。
ママのワーク・ライフ・バランスは、家庭によって状況や考え方が異なりますので、正解は1つではありません。
その中で自身の実体験をもとに、私のママとしてのワーク・ライフ・バランスをご紹介します。

1.他人の力を借りる

私の仕事は平日9時から15時の6時間勤務で、保育園は8時から16時の8時間保育です。そのため就業前後1時間しか余裕がないため、毎日慌ただしく仕事と主婦モードのスイッチを切り替えています。

登園時間にスムーズに送り出しができればいいのですが、着替えを嫌がり、不機嫌で朝起きれず手こずる日もあり心折れそうになることがよくあります。特に週明けの月曜日はお昼寝布団、リュック、まだ歩けない0歳児を抱え、抱っこをせがむ2歳児を連れて徒歩で送迎しています。

そんなボロボロの私の姿を見た近所のおばあちゃんが「おはよう!ちゃんと歩いて偉いね!」の 一言を長男に投げかけてくれました。他人に褒められると喜ぶ長男はさっきまでのイヤイヤがピタリと止まり、得意げに歩き出したのです。

その瞬間、本当にありがたく「私の味方がここにいるんだ!」と心強い気持ちになりました。

近所のおばあちゃんは毎朝うちの息子に手を振ってくれたり、声をかけてくれるようになり、私自身も温かく見守ってもらえているような気がして毎日救われながら何とか送迎し出勤しています。 また職場でもよく子供の様子を気にかけてもらう声掛けがあるため、この大変さも笑い飛ばして抱え込まずに過ごせています。

ママが孤独な子育てにならないような地域社会を作っていくことの大事さを日々痛感しています。

2.病児保育の活用

ワーク・ライフ・バランスコンサルタントとして、家庭と仕事の両立のためには病児保育は積極的に活用することをご紹介しています。

しかし、病気中の子供を預けることに抵抗はありませんか?
私もその1人でした。

風邪をひいて辛そうな子を行き慣れていない施設に預けるのは罪悪感を感じ、可哀想に思ってしまいます。

私は施設に預けず、できるだけ実家を活用して、どうしても外せない仕事を対応するようにしていました。しかし、先日それでも調整ができないことがあり、仕事でご迷惑をおかけすることもあったため、今後の対策として何ができるか模索しました。

その中で理想的な場所を探し出しました。
今は通常保育をしている園に看護師免許を持つ保育士が駐在していたり、園に隣接して病児保育の運営をしている園もあります。通っている園の施設内の病児保育であれば、子供も人見知りせず安心して預けられます。

子が病気の時こそ親としては寄り添っていたいものですが、それが叶わない時のためにこのような備えをしていくことにしました。

3.ワーク・ライフ・バランスは永遠の目標

「育児をしながら仕事もしてワーク・ライフ・バランスが取れるなんてスゴイですね!」という声を頂くことがあります。

その時に私がお伝えしていることは、「正直、ワーク・ライフ・バランスが取れていない時が多いですよ。家はひっくり返っている日もあります」と答えています。

そうすると多くの女性がホッとした表情を浮かべ、互いの大変な毎日の話に花が咲き、労い合います。

以前、家庭も仕事も完璧にこなしたいという気持ちから、せっかくの休日が全て家事時間に費やしてしまい子供との時間が少なくなっていました。

しかし、私の目指しているワーク・ライフ・バランスは子供との関わりを1番大切にしたいという考えであることを再認識し、肩の力を抜いて「完璧を目指す」ということをやめました。

料理は冷凍食品が並ぶ日やUberイーツに頼る日もありますが、家族が笑顔で過ごせることが1番だと思い、手抜き料理にも罪悪感を持たずに活用しています。

私のこのような考え方もいろんなママから集めた工夫点やお話を聞いて、自分の執着を捨てることができたのです。

4.沖縄県の待機児童の状況

沖縄県は他県に比べて0歳児〜1歳児の待機児童が多いと言われています。

それは言い換えると、幼い子を抱えながら働く女性が多いということでもあります。企業として、社会として幼い子を抱えて働く人々への理解と支援が必要です。

ワーク・ライフ・バランスコンサルタントとしても、働くママが家庭も仕事も笑顔で取り組んでいけるよう支援します。

5.企業での取り組み

経営者の皆様からも働くママが相談をする前に退職を決意してしまうという残念なお話を耳にします。

その中でご提案していることが、子育て社員同士の交流会です。
私の事例は一例ですが、様々な価値観や背景がある中で、自分なりのワーク・ライフ・バランスが取れるように皆さん試行錯誤取り組んでいることと思います。

お互いの工夫点をシェアすることや、労い合うことで「また明日も頑張ろう!」と思う原動力に繋がります。

働くママを応援する体制を作っていけるようにしていきましょう!

社会保険労務士 江尻事務所
河野麻菜
メール:kawano@e-jimusho.jp

JALグループの国内線CA、外資系化粧品メーカーの美容部員を経て、ANAグループの国内線、国際線の客室乗務員を経験し、専門学校の教務として学校運営に携わる。

現在は、専門学校の非常勤講師としてビジネスマナーやキャリア支援を担当しながら、社会保険労務士 江尻事務所のファシリテーター職としてコンサルティングや企業研修に従事。エアラインで培ったノウハウを対人スキルアップのメニューに取り入れ、これまで担当してきたビジネスマナー教育やキャリア支援は5年間で500名以上。
また、キャリアを築いていく中で結婚・妊娠・出産と様々なライフイベントで悩んだことからワークライフバランスに興味を持ち、ワーク・ライフバランスコンサルタントの資格も取得。

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