江尻事務所セミナー・研修サイトコラムワーク・ライフ・バランスワーク・ライフ・バランス 第3回 「テレワーク時代の社員の育て方」

ワーク・ライフ・バランス 第3回 「テレワーク時代の社員の育て方」

ワーク・ライフ・バランス第3回は「テレワーク時代の社員の育て方」についてです。
8月に行われた沖縄県ワーク・ライフ・バランスの無料セミナーでは、江尻事務所とお付き合いのある企業の皆様にもご参加頂きました。
お忙しい中、お時間を作ってくださり誠にありがとうございました。
9月、10月、11月と毎月1回の無料セミナーを行っておりますので、お申込みいただけますと幸いです。

9月は21日開催!無料セミナーのご案内はこちらから

今回のコラムはテレワーク時代の社員の育て方について考えていきましょう!

1.テレワークで気になること「サボり」

テレワーク中の上司が気になることの1つ。
それは、テレワーク中に部下がサボっていないか?と思う問題。
実際に、管理職の約56%が「部下が在宅勤務中にサボらないか?」と不安を抱えているという調査結果があります。(※リクルートマネジメントソリューションズ調査2020年3月)
テレワークを導入した際に「どう監視しようか?」と考えたマネジメント層も多かったのではないでしょうか。

私も初めてテレワークをした際に、部下に対して疑いたくはないけれども少なからずその気持ちが芽生えたことはあります。
なぜなら、とある後輩の仕事が資料作成1枚でその日の業務が終了していたので、思わず「もっと仕事できたのでは?」と思ってしまいました。
翌日もそのような状況が続いていたので、すぐに面談を設定し、「テレワークで困っていることはないか?」と話を聞いてみました。
すると、自宅のオフィス環境に問題アリで本人も悩んでいたことが分かりました。
自宅のパソコンは起動に15分かかるだけでなく途中でフリーズすることも多く、環境が整っていなかったのです。
また、必要な資料が探せなかったり、会社に置いてある資料がないと作業ができなかったりで上手く行かないと打ち明けてくれました。
それを聞いた私はすぐに社内で持ち出せるパソコンを貸与し、必要な資料はクラウドで管理するなど様々な方法を教えました。
それからその後輩はテレワークでも対面と変わりなく業務を進められるようになりました。
この事例から、私自身も事前に社員の「オフィス環境の確認」をするようになりました。
そして、本当に大事なのは「監視」ではなく「信頼」できるようになることです。
監視下に置かれてしまうと、上司の顔色ばかりを伺うようになり、ストレスが溜まるだけでなく、能力向上にも繋がりにくくなります。
部下を信頼できるように日頃からオンライン上でもこまめにコミュニケーションを取り、「あなたを信頼しています!」というメッセージを絶えず送り続けることも効果的です。
また、社員自身も仕事へのマナーを身につけ、自己管理できるように育てていかなければなりません。

2.テレワークの心構え

テレワークを始める前に社内でのテレワークルールを決めてみるのもオススメです。
例えば、身だしなみについてもどの程度の服装を求めるのか。
最近の女性ファッション雑誌では「テレワークスタイル」がたくさん掲載されています。自宅だとプライベートの事情が大なり小なり関与してきます。
その中でいくつか許容できる事例をあげておくと、社員も判断しやすくなるでしょう。
またテレワークの環境は個人の事情によって大きく異なります。
例えば私の場合は、別部屋で夫や実母に子供を保育してもらいながらテレワークしている事が多いです。
テレワーク部屋で作業していても泣き声が響いたり、時には走り回ってパソコンの前に顔を出してしまうこともあります。
そのような社員に対して休憩の取り方を柔軟に対応したり、「家では仕事にならない」という声に対応すべくコワーキングスペースを利用できるようにするのもお勧めです。
コワーキングスペースはオフィス環境を共有でき、場所によっては打合せのできる会議室やテレビ会議のスペース、キッチン、コピー機などが完備されています。
私も在宅勤務中に集中して作業をしたい時には何度か利用しましたが、新聞やフリードリンクもあり、自宅とはまた異なる居心地の良さを感じました。
今働き方改革で注目されており、「在宅勤務が難しい」「サテライトオフィスを作りたい」という事情にも便利に対応できます。

3.テレワーク時代の新入社員研修

テレワークにおけるマナー教育の必要性

テレワークが当たり前になる時代で、新入社員の育成の仕方も変えていく必要があります。
テレワークでは個人で仕事に取り組んでいく力が必要になるので、自己管理の基盤として社員のマナー教育は必須と言えます。
新人教育において、よく依頼を受ける「コンプライアンス」についての内容もとても重要です。
特にテレワーク中に会社の機密事項を取り扱う機会も増えているため、より一層気をつけなければなりません。
ビジネスマナーを身につけ、職場規律を正し、未然にトラブルを防止していきましょう。

OJTとOff-JTの組み合わせ

OJTは、上司や先輩が実務を通して仕事に必要な知識やスキルを指導する育成方法
Off-JTは、職場から離れ、外部提供者による座学やセミナーで、必要な知識やスキルを習得す
る育成方法
テレワークの中で「先輩の背中を見て仕事を覚える」ということが難しくなった今だからこそ、新入社員研修でぜひOff-JTも取り入れてみてはいかがでしょうか。
Off-JTでは外部講師が担当することにより、通常の業務と並行して指導する社員の負担が減ることにも繋がります。
特にマナーなどおもてなしの心を醸成する研修は、座学で知識を詰めこむだけでなく体現できるようになるまで指導することが必要です。
社内でマナー指導を担当されている方から「オンライン上でマナーを教えるのは難しい。座り方や名刺交換の仕方など実技面が見せられない。」という相談を受けることもあります。
オンライン指導のノウハウを持つ外部講師にお任せすることで、そのような課題も対処できます。

1on1

テレワークでは一対一の面談を定期的に行いましょう。テレワーク中は相手の様子が見えないので、成長具合や状況が把握しにくい傾向があります。
対面以上に新入社員のフォローを手厚くし、上司が積極的に関わることで必要なサポートをしていきましょう!

4.沖縄県ワーク・ライフ・バランス推進事業のご案内

沖縄県の企業のワーク・ライフ・バランスを推進し、働きやすい職場環境づくりを促進することを目的としています。
テレワーク導入方法やワーク・ライフ・バランスの取り入れ方を企業のニーズに沿って、無料でアドバイスし、全力で支援します。
「推進リーダー養成講座」は定員に達し、受付終了となりました。
「専門家派遣」と「無料セミナー」は引き続き申し込み受付中ですので、是非この機会にご参加ください!

沖縄県ワーク・ライフ・バランス推進事業

ワーク・ライフ・バランス無料セミナー
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江尻事務所が提供している各種研修はオンラインでも対応しております。
新入社員のOff-JTとして、マナーやビジネススキルをオンラインでも身につけられる内容を取り揃えていますので是非ご検討ください!

社会保険労務士 江尻事務所
河野麻菜
メール:kawano@e-jimusho.jp

JALグループの国内線CA、外資系化粧品メーカーの美容部員を経て、ANAグループの国内線、国際線の客室乗務員を経験し、専門学校の教務として学校運営に携わる。

現在は、専門学校の非常勤講師としてビジネスマナーやキャリア支援を担当しながら、社会保険労務士 江尻事務所のファシリテーター職としてコンサルティングや企業研修に従事。エアラインで培ったノウハウを対人スキルアップのメニューに取り入れ、これまで担当してきたビジネスマナー教育やキャリア支援は5年間で500名以上。
また、キャリアを築いていく中で結婚・妊娠・出産と様々なライフイベントで悩んだことからワークライフバランスに興味を持ち、ワーク・ライフバランスコンサルタントの資格も取得。

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