江尻事務所セミナー・研修サイトコラムワーク・ライフ・バランスワーク・ライフ・バランス 第2回 「育休明けのワーク・ライフ・バランスとは」

ワーク・ライフ・バランス 第2回 「育休明けのワーク・ライフ・バランスとは」

育休で子育てを満喫していた私も9月より本格的に仕事に復帰する事になり、現在プライベートと業務の調整に奮闘しているところです。
今回は育休から2回目の復帰ということもあり、保育園や家庭の状況もある程度想定ができるので今から打てる対策を講じています。
家族会議では自分のキャリアプランだけでなく、夫の中長期的な仕事内容を確認し、夫婦揃って繁忙期になりそうな時には頼れる「実家」をフル活用させてもらう予定です。
しかし、思わぬところでコロナの影響を受けることも考えられるので、感染防止に努めることは必須。
保育施設でも登園自粛要請が何度も出ている状況であるため、安全に働いていくための方法を模索しました。
職場の復帰面談ではこのような状況を相談し「テレワーク」を中心に稼働することになりました。ワーク・ライフ・バランスコンサルタントである私は常日頃から「私の働き方がモデルケースになるようにしたい!」と思い、失敗や反省もありますが、仕事もプライベートも様々な工夫を取り入れて過ごしています。
今回は自身の経験をもとに「育休明けのワーク・ライフ・バランス」についてお伝えしながら、医療・福祉業界の働き方改革にも迫っていきます!

①育休中からワーク・ライフ・バランスを意識する!

第一子産後の職場復帰の経験から、「母親の私しか分からない」という事をいかに減らせるかを意識しながら過ごしてきました。
生後6ヶ月の娘は、1ヶ月毎に世話をする内容も変化します。
例えば、始まったばかりの離乳食。食べられる食材は栄養表一覧に○を付け、夫でも実家の母でも一目で分かるように冷蔵庫に貼り付けています。
これで私以外でも娘の離乳食を用意することができます。
以前は家庭の中で「役割分担」をしていましたが、切迫早産である日突然入院してしまい「母親担当」の部分が誰も分からない状態になって苦労しました。
この経験から、我が家はそれぞれが「マルチプレイヤー」になることを目指しています。
子育てと仕事を上手に両立をしている方は共通して「自分だけで抱え込まずに周りに頼っている」と言いますが、私自身も本当にその大切さを実感しています。
これは家庭だけではなく仕事においても「マルチプレイヤー」を目指し、「自分だけで抱え込まない」という姿勢はこれからの時代に求められるスキルではないかと思っています。

②働き方改革に有効なテレワーク

コロナの影響でテレワークを導入した会社も多いですが、沖縄県内のテレワーク実施率は11.29%と全国(26.83%)に比べてまだまだ低い状況です。(2020年 厚生労働省調べ)
前回のコラムでもお伝えしたとおり、多様な働き方ができるテレワークは働き方改革を推し進めることができます。
テレワークの効果についての企業調査結果を見てみましょう!


※出典 厚生労働省「テレワークを巡る現状について」

テレワーク導入により、業務プロセスなどを見直し、働き方改革が進んだと答える企業が多い結果となりました。
テレワークが難しい業界や業種もありますが、社内の会議など「できること」からスモールステップで働き方改革をしていくことをオススメします。

③福祉や医療業界のワーク・ライフ・バランス

働き方改革が難しいと言われている福祉や医療業界。
社員の定着をはかり、少しずつ職場環境を変えていかなければいけないという危機感も高まっているように感じます。
介護労働者の職場の特徴に関する質問で「仕事と育児・介護との両立を支援する制度を活用できる雰囲気がある」という項目に「はい」と回答したのは30%以下という結果でした。(※2019年介護労働者の就業形態と就業意識調査)
その背景には人手不足も大きな原因で、産休や育休を取りにくいということもあります。
このような状況から人材定着率を上げるために、妊婦の業務の軽減をしたり、多様な働き方の制度を充実させている会社もあります。
その他にもキャリアの悩みやハラスメントなどの相談ができる窓口として外部のカウンセリングを受ける機会を設けるなど、介護や医療の職場でも働き方改革の好事例はあります。
人手不足の業界こそ柔軟な働き方を取り入れ、スモールステップで働き方改革を進めていきましょう!

④沖縄県ワーク・ライフ・バランス推進事業のご案内

2021年度沖縄県ワーク・ライフ・バランス推進事業の専門家として、所長の江尻と共に携わることになりました。
企業へ無料でワーク・ライフ・バランスの専門家が派遣され、働き方に対する課題に対してアドバイスします。ワーク・ライフ・バランスの無料セミナーもございますので、ぜひご参加ください!

沖縄県ワーク・ライフ・バランス推進事業

ワーク・ライフ・バランス無料セミナー
セミナーのチラシをダウンロードする

社会保険労務士 江尻事務所
河野麻菜
メール:kawano@e-jimusho.jp

JALグループの国内線CA、外資系化粧品メーカーの美容部員を経て、ANAグループの国内線、国際線の客室乗務員を経験し、専門学校の教務として学校運営に携わる。

現在は、専門学校の非常勤講師としてビジネスマナーやキャリア支援を担当しながら、社会保険労務士 江尻事務所のファシリテーター職としてコンサルティングや企業研修に従事。エアラインで培ったノウハウを対人スキルアップのメニューに取り入れ、これまで担当してきたビジネスマナー教育やキャリア支援は5年間で500名以上。
また、キャリアを築いていく中で結婚・妊娠・出産と様々なライフイベントで悩んだことからワークライフバランスに興味を持ち、ワーク・ライフバランスコンサルタントの資格も取得。

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