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経営戦略としてのビジネスマナー 第3回 「お見送りの仕方」

経営戦略としてのビジネスマナー第3回は「お見送りの仕方」です。
お見送りにもビジネスマナーがあるとは驚かれるかもしれませんが、実はお見送りの印象はとても重要であり、最後に相手へ印象づけるチャンスにもなります。
特に帰り際は打合せなどが終わり、互いに少しホッとした気持ちになっていたり、良くも悪くも場が和んで素が出やすい場面でもあります。
リラックスしながらも最後まで気を抜く事なく、相手へ好印象を与えられるようなお見送りを実践しましょう!

1.去り際の印象が大切なワケ

客室乗務員の採用面接官から聞いた話です。
倍率が高いと言われている客室乗務員の採用試験ですが、面接が最も重視されます。
意外に思われるかもしれませんが、その面接の中では最後の退出が一番大事と言っても過言ではないと教えてもらいました。
何故なら面接で緊張して上手く答えられなくても、笑顔で感じ良く退出すると、面接官には笑顔が素敵というイメージが最後に残るからです。

実際に私も面接で「今日の株価は答えられますか?」と質問をされて、しどろもどろになったことがあります。
最後は開き直って明るく退出した結果、その試験は合格していました。
このような経験からも、客室乗務員を目指す受験生には「とにかく面接中に失敗しても去り際に必ず挽回できる」ということを伝えてきました。

ビジネスの場においても、最後のお見送りで素敵なイメージを残して去りましょう!

2.オンライン会議での退出

オンラインでの会議が増え、画面上でのお別れシーンも当り前になっています。
しかし、相手が退出するまで残っておくべきか迷うことも多いのではないでしょうか?ケースバイケースで正解はありませんが、一般的には、お礼を伝えてコミュニケーションが取れたら速やかに退出して構いません。
最後まで見届けることも間違いではありませんので、相手の様子を見ながら臨機応変に対応してみてください。

また、会議の途中で自分だけ退出する時は、チャット機能を活用してお礼を伝えて退出することも1つの方法です。

3.お見送り経験談〜本当にここで大丈夫です!!〜

先日、ちょうどお見送りをしていただく出来事がありました。
それは家族で不動産物件の内覧をした時のことです。
とても感じの良い営業スタッフが対応してくれ、帰り際に、
「ありがとうございました!」と車までお見送りをしていただきました。私もお礼を伝えて帰りたかったのですが、子供二人を連れていたのでチャイルドシートに乗せるのに時間がかかってしまいました。
「ここで大丈夫ですよ!」と伝えましたが、営業スタッフは律儀に出発を待ってくれていました。
早くしないと気まずい・・・子供はスムーズにチャイルドシートに乗らず焦っていると、
「ゆっくりご出発してください!私はこちらで失礼いたします。ありがとうございました。」と状況を察して、その場から立ち去ってくれました。
私の気まずいという心の声を察してくれ、スマートにお見送りをしてくれました。
時々耳にするのですが、
「カーナビを設定したいのにお見送りで待たれてしまい、設定しないまま出発した」
「本当はお手洗いに寄りたかったけど、エレベーターまで見送られてしまった」という声。
このような状況、皆さんも経験がありませんか?
基本的には時間をかけて、最後まで丁寧にお見送りすることがビジネスマナーです。
しかし、せっかくの「心遣い」が相手に気を遣わせてしまうことがないように臨機応変に対応することが大切です。

4.お見送りの仕方

江尻事務所のビジネスマナー研修はマナーの知識面だけではなく、社員の思いやりの心を醸成することに力を入れています。ぜひ新入社員研修に取り入れてみませんか?お気軽にお問い合わせください。

5.ビジネスマナーウェブアプリのご紹介

江尻事務所が提供するビジネスマナー研修では「ビジネスマナーウェブアプリ」を導入しています。
研修で学ぶだけではなく、ビジネスマナーを定着させるためにスマホで簡単に学習できるコンテンツです。
私自身も久しぶりにお客様とお会いする予定がある時は、このウェブアプリで名刺交換の復習をします。
訪問前に名刺交換の動画でやり方を確認すると自信を持って足を運ぶことができます!
ビジネスマナーウェブアプリの活用方法は様々ありますので、是非お問い合わせください。

社会保険労務士 江尻事務所
河野麻菜
メール:kawano@e-jimusho.jp

JALグループの国内線CA、外資系化粧品メーカーの美容部員を経て、ANAグループの国内線、国際線の客室乗務員を経験し、専門学校の教務として学校運営に携わる。

現在は、専門学校の非常勤講師としてビジネスマナーやキャリア支援を担当しながら、社会保険労務士 江尻事務所のファシリテーター職としてコンサルティングや企業研修に従事。エアラインで培ったノウハウを対人スキルアップのメニューに取り入れ、これまで担当してきたビジネスマナー教育やキャリア支援は5年間で500名以上。
また、キャリアを築いていく中で結婚・妊娠・出産と様々なライフイベントで悩んだことからワークライフバランスに興味を持ち、ワーク・ライフバランスコンサルタントの資格も取得。

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