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職場で活かせるアンガーマネジメントスキル

あっという間に5月のゴールデンウィークも終わり、沖縄は梅雨を迎えました。

気候の変わり目で風邪をひきやすかったり、休み明けでやる気がなくなったり…ストレスやイライラが積もりやすい時期でもあります。
コロナ禍で自粛生活が続く中、ストレスをなるべく減らし、イライラしない工夫をして乗り切っていきましょう。
コラム「今必要な人材開発」シリーズの後は、職場で活かせるアンガーマネジメントスキルについてです。

私がアンガーマネジメントスキルを身に着けようと思ったきっかけは、職場のチームのマネジメントに悩んだからです。
もともと感情任せに怒るタイプではなかったため、後輩のできていない事を叱ることが難しく、いつも「私がフォローすれば良い」と叱ることを避けてばかりいました。
そこでアンガーマネジメントスキルを身に着けたことにより、自分のストレスが軽減されるだけではなく、後輩の育成に繋がり、チームとしての生産性が上がることを実感しました。

人材育成研修の中には、アンガーマネジメントスキルの内容を取り入れています。
アンガーマネジメントスキルを取り入れる事でどのような効果があるかご紹介します。

①怒ると叱るの違い

怒る・・・感情任せに自分のイライラをぶつける
叱る・・・相手を思いやり、アドバイスとして注意する

怒るはストレス発散で、自分自身のためにするものですが、叱るは相手のためにすることです。この違いを知っておくことで、上司から部下へマイナス面を注意する時に育成を目的とした指導のスタンスを持つことができます。

②怒りを客観的に捉える

自分自身、イライラしやすい方ですか?周りにイライラをぶつけてきたり、表情を見ただけで「今日も機嫌悪そうだね。」と気を遣う職員はいませんか?多くの人が日常生活の中でイライラし、ストレスを抱えています。

自分が怒っていることを把握し、どういう場面で怒りやすいのか考えてみましょう。

怒りの理由に向き合うことで、未然防止できるものや、すぐに改善できる方法を導き出すことができます。
そして、その要因を取り除くことでイライラも減ります。
一方で改善が難しいものは、それを受け入れることへと繋がります。

例えば、私は絶賛イヤイヤ期の2歳児の息子がいますが、保育園に行くまでの朝の流れで必ずイライラしてしまいます。
朝起きるのがイヤ、朝ごはん食べるのがイヤ、お着替えイヤ、ママイヤ… といずれかの場面で子供のイヤイヤが発動します。
その時に私が何故イライラするか理由を考えると、

•寝不足で疲れている
•仕事に遅れてしまう
•朝の家事をする時間がなくなる
•保育園までの道のりが渋滞している
•天気が悪いなど。

イヤイヤ期は成長の過程で必ず出てくるもので「どうしようもないものだ」と冷静に受け止めるようにしながら、手を替え品を替え、言い方を変えてみたり、場所を変えてみたりと工夫をします。
私の場合、時間に追われてしまうことでイライラが募るので、早めのタイムマネジメントは必須。
また、天候や交通渋滞などは自分の力では変えられないもの。それを冷静に受け止めることで、不必要なことでイライラしないようにしています。
自分自身がイライラでストレスを溜めないためにも、アンガーマネジメントスキルで毎朝を乗り越えています。

社員がアンガーマネジメントスキルを身につけることは無駄なイライラが減り、対人関係が良くなるだけではなく、仕事でのパフォーマンスも上がることが期待できます。

③職場のパワーハラスメント対策につながる

職場におけるパワーハラスメント対策が法制化され、パワーハラスメントの防止のために、雇用管理上必要な措置を講じることが事業主の義務になりました。※中小企業は、2022年(令和4 年)3月31までは努力義務となります。

部下に注意しただけでメンタルがやられた、パワハラと訴えられては困ると心配な声もよく耳にします。
前回のコラムで紹介した「アサーション」にも繋がりますが、今後ますます「伝え方」が重要な時代になりました。

上司だけではなく、社員一人ひとりが怒りの感情に振り回されず、社内の雰囲気を良くし、与えられた役割をしっかりこなせる環境を整えていきましょう。

江尻事務所では、アンガーマネジメント研修やパワハラ対策研修など様々なコミュニケーション研修を用意しています。
アンガーマネジメントでハラスメントのない職場づくりを推進し、経営戦略としての人材育成をしていきませんか?研修についてお気軽にお問い合わせください。

パワハラ予防カードとは、パワハラを未然に防ぐために知っておくべき知識と実践項目を厳選・順序化して55枚のカードにしたものです。パワハラ予防カードの利用者は、主に会社の管理職(上司)、職場リーダーを想定しています。(雇用形態にかかわらず1人でも部下を持つ方であれば利用者になります。)
パワハラ予防カードの役割は、働く人がパワハラを起こさないだけでなく、部下との関係の質を向上させ、心理的安全性が高く働きがいのある職場をつくることです。

江尻事務所のパワハラ予防研修は「人間関係の質を向上させ、その結果パワハラが起こらない組織風土を醸成する」ことができるので、パワハラ防止を目的とした管理職研修にお勧めいたします。

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社会保険労務士 江尻事務所
河野麻菜
メール:kawano@e-jimusho.jp

JALグループの国内線CA、外資系化粧品メーカーの美容部員を経て、ANAグループの国内線、国際線の客室乗務員を経験し、専門学校の教務として学校運営に携わる。

現在は、専門学校の非常勤講師としてビジネスマナーやキャリア支援を担当しながら、社会保険労務士 江尻事務所のファシリテーター職としてコンサルティングや企業研修に従事。エアラインで培ったノウハウを対人スキルアップのメニューに取り入れ、これまで担当してきたビジネスマナー教育やキャリア支援は5年間で500名以上。
また、キャリアを築いていく中で結婚・妊娠・出産と様々なライフイベントで悩んだことからワークライフバランスに興味を持ち、ワーク・ライフバランスコンサルタントの資格も取得。

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